会社名 | 日本ペット葬儀サービス |
---|---|
住所 | 東京都杉並区永福2-1-25 |
TEL |
0120−244−236 【直通】 090−2559−2442 |
営業時間 | 24時間年中無休 |
設立 | 平成元年 12月 |
ペットと飼い主の「お別れ」を見守りつづけて・・・
愛犬が亡くなって、そのなきがらをとむらいたいと飼い主さんが考えたとき、たいていの方はペットの霊園を探してお墓を求められると思いますが、うちでは火葬してお骨を飼い主さんにおわたしするところまでおひき受けしています。
私自身がまだペット葬儀の仕事にたずさわる前のことですが、14年間ともに暮らした愛犬が亡くなり、とある霊園で火葬をお願いしたところ、愛犬の遺体は小さなひとにぎりの黒い灰になってもどってきました。体重が13キロ近くもある柴犬の雑種だったのですが、大きなかまで、ものすごい火力でいっきに燃やしたために、きれいな状態のお骨にはとうていならなかったのです。どこの霊園でも同じようなやり方で火葬しているようですが、セントバーナードのような100キロクラスのからだの超大型犬にあわせてかまやバーナーをしつらえているので、小さな犬の体は灰のような状態になってしまうのです。
どこへゆくにもいっしょで、仲間として暮らしていた大切な愛犬だったので、傷つきましたし腹もたちましたが、現在の日本の法律では、気持ちを納得させるための手段はなにひとつありません。そうしてけっきょく、みずから「ペットの火葬するためのかま」をつくるというところにいたったわけです。
うちでは犬や猫に限らず、ハムスターなどの小さな動物まで、さまざまな大きさの動物の火葬をご依頼いただきますが、その動物の大きさにあわせて、かまの温度を調節したり火葬の方法を工夫したりしています。また、ガンなどの病気だった場合はかなり骨がもろくなっているので、可能なかぎりきれいなお骨にして飼い主さんのもとにもどすよう心がけています。それは、葬送にたずさわる者として、亡くなったいのちに対しても残された家族に対しても、最低限の礼儀だと思うのです。
私のもとに来られる飼い主さんとペットの多くは、生前とてもいい関係だったことがうかがわれる方ばかりですが、そうしたよい関係でペットを見送ることができるのは、ペットが老齢にさしかかって体が弱くなったりしても、できるだけお別れの日は考えないで「いっしょにいられる一日一日をせいいいっぱい楽しくすごすこと」をだいじにしていたからではないかと、私は思っています。
出会えたことへの感謝と喜びの気持ちが、別れの悲しみをおのずと癒してくれるものなんですね。